初めて見えた日
初めて見えたのは幼稚園の時。今でもよく覚えています。幼稚園はカトリック系で敷地内の教会で手を合わしなさいと言われるたびに、何のためにしているんだろうと思った記憶があります。その日は親の迎えの車を待っていて一人で遊んでいました。その時幼稚園から少し遠い建物の横の階段に光を放っている人の姿が見えました。近寄っていくと、とても綺麗な女性でデッサンで使うような石膏像のように白かったのですが、手を握ると人間の感触で、怖いという感情はなく、自分のことを迎え入れてくれたような感情になりました。その後親の迎えが来てその場を離れたので、その当時は気にも止めませんでしがこの経験があった後から不思議な存在との関わりが増えていきました。
あの存在は何だったのか、幽霊なのか、宇宙人なのか、神様だったのかは分からないですが、今思うと、人間を超えた存在でアカシックレコードにアクセスする能力、それから自分が何者かという情報をくれた存在ではないかと考えています。
人間はこの世界に生まれる前に今までの記憶をリセットされるようなのですが、その理由としてはその方が苦労するからではないかと思います。自分というものが完全に理解出来ておらず、無知の状態で困難がある時の方が人は努力しようと思えるものであり、何が正しいかというのを失敗しながら自分自身で導いていくという過程を含めて魂の成長を促すことが出来るのではないでしょうか。
何かしらの存在が意図を持って会いに来て、この世界がどういうふうに出来ているのか、どのように生きるべきなのかを教えてくれたのではないかと信じているので、自分が伝えられる範囲でこれからもその知識を共有していきたいと考えています。